川崎医療短期大学 創立50周年記念誌
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 川崎医療短期大学の創立50周年、誠におめでとうございます。私が卒業し、はや15年も経過していることに、時の流れの速さを感じずにはいられません。 私が臨床工学科18期生として入学するきっかけになったのは、母からの勧めでした。医療の道を検討していましたが、文系出身の私にとっては縁がない工学という分野でやっていけるのか不安でかなり悩みました。最終的にはパンフレットに文系出身者でも大丈夫だと書いてあったのを信じて入学を決めましたが、案の定、数学や物理などの習得に本当に苦戦し、涙したことが昨日のことのようです。アットホームなクラスの中で、友達や先生方に教えてもらいながらなんとか克服することができました。あっという間の3年間で、実習や国家試験対策、卒業研究など目まぐるしい毎日の中でも週5日間のアルバイトをこなし、精神的にも肉体的にも鍛えられた短大時代でした。 私は今、臨床工学技士として透析業務に従事し、一人ひとりの患者さんと長年にわたり信頼関係を築きながらできるこの仕事にとてもやりがいを感じています。高校時代に臨床工学科を勧めてくれた母、在学中に温かく接してくださった先生方や友人に本当に感謝しています。改組移行した川崎医療福祉大学の臨床工学科におかれましても今後ますますの発展を祈念しています。病院実習(手術室業務):2006(平成18)年卒業研究:2008(平成20)年(18期生)川崎医科大学附属病院医療法人創和会看護部 しげい病院13階中 皮膚・運動器センター病棟、放射線科病棟臨床工学技士看護副主任病院実習(腎センター業務):2007(平成19)年医療短期大学最後の病院実習開始式:2009(平成21)年18期生謝恩会(筆者左奥):2008(平成20)年病院実習(MEセンター業務):2008(平成20)年50思い出の写真遠藤真弓(旧姓:小林)2008(平成20)年3月卒業卒卒業生からの業生からのメッセージメッセージ

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